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「走る」
ランニングバックといわれるポジションです。
走るのが得意な人に向いています。
直線を走るのが速いだけでなく、多少遅くともスピードの緩急や
方向転換など俊敏性や加速性などの柔軟な走り方が出来る人
であれば出来ます。
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「投げる」
クオーターバックと言われるポジションです。
アメリカンフットボールではラグビーと違って前パス(前方に投げる
ことができるパス)ができます。野球の投げ方と理屈は同じです。
メジャーリーグの松坂投手がキャンプ始めにアメリカンフットボール
をボールを投げながらフォームチェックをしていたほどです。
野球をやっていた人はすぐなげれるようになります。
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「受ける」
レシーバーと言われるポジションです。
前方に走り出て、前パスをキャッチし、エンドゾーン目掛けてタッチダウンを
目指します。デフェンスを交わしながら走るスピードと俊敏性、楕円形のボール
をキャッチする能力のある人が担当します。
基本的には、ボールをキャッチするのが得意な人なら誰でも出来ます。
野球、ラグビー、バスケットボール、ハンドボール、バレーボールなど球技をした
ことのある人にはもってこいです。 |
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「当たる」
多かれ少なかれ全員が当たる機会がありますが、主にラインやラインバッカー
と言われるポジションです。攻撃時に相手を押しのけランニングバックの走路を
開けるためのブロックやデフェンス(守備)がオフェンス(攻撃)の前進をとめるため
のタックルなどです。
格闘技の要素があり、ラグビー、柔道、相撲などの経験者、当たることが好きな人、
走るのは苦手だが体には自信のある人にはもってこいです。
最初は怖い感じがするかもしれませんが、段階的に練習とトレーニングをすることで、
誰でも基本的な当たりは身につけることが出来ます。
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「蹴る」
アメリカンフットボールは陣地取りをしながら、相手エンドゾーンにボールを持ち込む
ことで得点を挙げます。そのため陣地を挽回するためのキックは大変重要です。
また相手陣地にボールが持ち込めない場合でも、キックによりゴールポストの間に
蹴りこめば、ボールを持ち込んで得られる得点(6点)の半分(3点)を得ることができます。
接戦ではキックの成否で勝敗が決まることもしばしばです。
強いチームには必ずといってよいほどキック専門の選手がいます。
キック専門であれば練習は基本的にキックばかりしてもらいます。
もちろん他のプレーもできます。
キックの仕方は基本的にサッカーのキックと同じです。
サッカーやフットサル、ラグビーのキッカー経験者にはもってこいです。 |
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「考える」
アメリカンフットボールはサッカーやラグビーと違って、プレーが中断しながら繰り返されます。相撲のように仕切り時間(ハドルといいう)があり次のプレーを考え、次のプレーを行います。オフェンス(攻撃)はどういうプレーをし、ディフェンス(守備)はそれを予想してどう守るかを考え、その戦略や戦術によっても勝敗が決ってきます。
サッカーでいうと、ペナルティキックやコーナーキックのようなセットプレーの連続といった感じです。ラグビーではラインアウトやスクラムの繰り返しといった感じで、プレーが断続的に行われるため、そこでどんなフォーメーションを仕掛けるかの戦略や戦術が大変大きな要素になります。
試合の前には相手チームのスカウティングを行い、ゲームプランをたて、試合中には状況を見ながら、1プレー1プレーを準備したプレーの中から、選んでプレーします。 |